2010 April

Tokyo

   
 
 
母校のチャリティーに、私はジュエリーで参加させて頂く。学年を越えて、さまざまな分野で活躍している先輩後輩と一緒に一つの会を作っていくのはとても素敵な事。紅茶のインストラクターをなさっているO氏のお話は、ティーバッグでも一工夫で美味しく入れられる事など、とてもお勉強になる。忙しい生活の中で、丁寧に紅茶を入れる時間を持つことはとても大切と思う。

 

Tokyo

   
 
 
丸の内の三菱一号館美術館に、オープン記念の「クロード・マネ」の展覧会の内覧会に伺う。マネは大好きな画家。子供の頃、母が幼少期を過ごした北京の家の話しを聞くのがとても好きだった。母の寝室にはマネの「オリンピア」の複製がかけてあったとか・・・。そして私の母校の同窓会はオルセー美術館から出る事のない「草上の食卓」という作品からとった「草上会」。飾らずにありのままで・・・という願いが込められているのだとか。そんな事でいつもオルセー美術館に行くと真っ先に観るのはマネ。パリで学生をしていた頃勉強していた、サントジュヌビエーブ図書館の透視図や、9区に住んでいた頃近所に銅像のあったパリの都市計画の父と言われるオスマンの肖像画など、パリに長く住んでいても見ることの出来ない貴重な作品ばかりで、本当に骨太な展覧会、と言う印象。コレだけの作品を一同に集めることが出来るこの美術館の素晴らしさに、まず感動する。マネは生粋のパリっ子で、とてもおしゃれな紳士であったことなど、図録も読みふけってしまう。みなさん、是非行って欲しいと思う。このような機会はもうないのでは?

 

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三菱一号館は、ジョサイア・コンドルの設計した日本で始めてのオフィスビルの復元。内覧会のカクテルのお部屋は、かつて銀行だった事を物語る窓口などもあって、とても興味深い。係りの方のご説明を伺いながら拝見するとまた趣きも違う。ガラスは当時のものの保存されていた部分を使ってあったり、大きな柱はなんと継ぎ目のない一本の木だとか。後から来た幼馴染みを待ちながら頬張るタルトも美味しい・・・。
 

 

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ローマに何度行っても一度も開いていなかった、ボルゲーゼ美術館。前川國男作品の東京都美術館に「ボルゲーゼ美術館展」を見に行く。若くして亡くなったため作品数のきわめて少ないカラヴァッジョの作品が印象的。バロックの幕開けを告げるみずみずしい光の表現と、人間のエネルギーを感じる作風に感動する。
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